カメラを始めてからは、
とにかく色んなものをたくさん撮ってみたけど、
自分が撮りたいものって、きっとポートレートなんだろな…と気付きました。
そしてようやく今回、
初めてのポートレート撮影を行う事ができました。
初心忘れるべからず
じゃないけれど、
いつかこれを見返した時に、
ぼくはこんな風に思いながら、ここからポートレート撮影が始まったんだなと
思い返せるように記録を残しておこうと思います。
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撮影前の準備について
モデルさんを探したところ
コスプレーヤーズアーカイブというコミュニティサイト。
撮影会を行っているような会社などもあったけど、
おそらくそういうところでは、
モデルさんがどんどんポーズも自動的に変えてくれたりするんだろうなと思って
利用しない事にした。
撮らされてる感じゃなくて、
拙くてもいいから、とにかく全部自分で考えてやってみようと思ったから。
連絡時に気をつけたこと
基本的にはメッセージでのやりとりですね。
突然メールを送るわけなので、失礼のないよう心がけました。
書くまでもなく当然ですけどね…
モデルになって頂け方を探していますと、まず自分の目的を明確に。 初めてポートレート撮影を始めようとしているということ。 ポートレート撮影の経験値がないこと。
をまずしっかり伝えた。
これが以前撮影した写真です、とイメージを伝えれるような
ポートフォリオ(作品集)があれあば、
伝わりやすいんだろうな…と思うけど、ぼくにはそんな物もなかったので、
撮りたいと思う写真のイメージを送って文章で説明しました。
撮影するにあたっての打合わせ4つ
【日時】【場所】【衣装】【不明点 / 不安点】
大きく分けてこの4つ。
・撮影の日時や、待ち合わせ場所 当日は何時にどこに集まって、何時頃まで撮影するのか明確に。 ・衣装 相手の撮影したいコスチュームがあればその確認と 私服での撮影を希望する場合に、事前に写真などを送って頂き確認。 ・撮影場所 撮影したい場所やイメージを聞きながら 実際に雰囲気が出るような場所を探して、どこで撮影するのかを明確。 ・不明点、不安点などの確認 こちらが良しと思っていても、相手は何か不安点などがあるかもしれません。 しっかりとこちらから伺うようにしました。
全部がクリアになるまで、
サイト内で何度もメールのやりとりを繰り返したと思います。
相手の希望もきちんと聞いて、しっかり話し合うべき内容だと思います。
ポートレート撮影について
今回のテーマについて
モデルさんからの要望のひとつとして上がった
「森の中」のイメージでコスチューム撮影。
さすがに撮影と言っても初対面で、
ひと気のないガッツリ森に連れていくわけにはいかないので
自然が多くて人目もわりかし多い観光名所で撮影を行いました。
観光名所だと、きちんとお手洗いも管理されていて、
モデルさんの更衣やメイクの際も安心してもらえるなと、後から実感。
今回の自分で決めた課題
まずカメラを始めて自分なりに学んだことを
◯◯モードの様な設定は使用せずマニュアル撮影で実践してみること。
ストロボもマニュアルコントロールで調節し、
光の角度や強さで、どのように写り方や影が変わるのか実践してみること。
また、アンブレラとソフトボックスを使用した時の光の変化を
自分で実際に体感して確認すること。
モデルさんとコミュニケーションを取りながら楽しく撮影すること。
工夫してみてところ
細く続く小道で、対角線構図を意識して撮影してみたこと。
ぎりぎり紅葉が残っていて、もみじの葉が沢山あったので利用したこと。
前ボケを活用した撮影にも挑戦してみたこと。
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課題に対しての反省点や改善策
・マニュアルモードでの撮影
当日は、天気が良かったですが雲も出てたり
たくさん木陰もあったりと撮影しやすい環境だった。
ビギナーズラックか…?
この日の天気や木陰くらいなら、
NDフィルターND8(明るさが3段ほど下がる)でも対応できそうだと実感。
ストロボのシンクロ可能なシャッタースピード200で撮影したので、
シャタースピード1600になる計算だね。
・アンブレラを15分で壊す
ストロボスタンドごと風に煽られ倒してしまった。
新しく用意したアンブレラの骨をきれいに折ってしまい、
わずか使用開始から15分で壊してしまう。
ぼくらしい壊し方だと、自分で思った…
改善策としては、
スタンドにカバンなどを引っ掛けておくなどして重りをつけておくようにする。
・なぜその機材を使うのかの説明
コミュニケーションを取りながら楽しく撮影できていたと思う。
コミュニケーションを取っている中にも、
「この機材はこうやって使うんだよ」
「これは◯◯のためにここに置くなどだよ」など、
説明も聞きながら撮影したかったという意見を頂きました。
改めて思い返してみたら、他にも心当たりがあって
日が落ちて薄暗い中でピントが合いにくくなった時に
ピント合わせのためにスマホのライトで顔を照らしてほしいと伝えてたな…と。
おそらくモデルさんは、
なんでこんな事をさせているのだろう…と、
わからないまま、ぼくが言った通り照らしてくれていたんだと思う。
モデルさんも初めてのポートレート撮影の場合だと、
わからない事がたくさんあるよね。
事前説明は安心にも繋がります!!大事だと思った。
日を改めて、
モデルさんに撮影させて頂きありがとうございましたとメッセージを送りました。
その際に、モデルさんに、思った事や感じたこと、
改善点などがあったら教えて欲しいと伝えたから教えてもらえたこと。
フィードバックを頂いたことで、
自分では気がつかなかった事も相手のモデルさんから聞く事ができたので、
撮影後に感想や意見を聞くはとても大事だと実感した。
撮影させて頂いた写真
ぼくは日の丸構図や、対角線構図が大好きなようです…
撮影後にフォトショップにて、明るさの調節のみ行いました。
まとめ
まずモデルさんには、撮影を経験させて頂いた事に感謝です。
実際に、学んだ事を実践する難しさや、撮影する楽しさを体験できました。
お互いにコミュニケーションを取りながら、二人三脚のように撮影させて頂いた写真は
ぼくにとって、とても大事な一歩となりました。
撮影技術の向上も大切なんだけど、
それ以上に、相手に安心して撮影に挑んでもらえるように
心がけることの大切さも学びました。
これからも少しづつ
ポートレート撮影の経験も積んでいけるように頑張ろうと思います。
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